2018年9月30日日曜日

9月30日(日)

降り続いていた雨もやみ、これから本当に台風24号が来るの?と思うくらい・・・嵐の前の静けさです。予報では15時頃から雨が降り出すようですが、被害は最小限で早く去ってもらいたいですね。さて、9月上旬から飼育している、日本在来種の和ガイコ(小石丸、天龍青白)は成長に差があり、せっせと桑の葉を食べて大きくなった天龍青白は用意したまぶしで繭になり始めています。その繭は繊細で淡いウグイス色をしています。小石丸はというと、大小差があり何が原因か何匹か死んでしまったコも・・桑の葉ムシャムシャ食べて早く繭にな~れ!
先日、ヤマグワの葉にいたクワコの幼虫、観察して桑の葉に戻しましたが暴風で飛んで行ってしまうかが心配です。(カイコはこのクワコ(カイコの祖先)をヒトが家畜化したものです。終齢になると頭部近くが丸く膨らんでとてもかわいい顔に見える瞬間も・・でもそれは顔でなく胴体模様だそうです。観察見てくださいね~。(a)

9月29日(土)

またですか。台風ですか。今年は例年に比べて台風の上陸が多いように思います。こんな台風の接近にあたって、戦国時代の津久井城ではどう備えていたのでしょうか。「殿、はやく館の屋根を直さないと、雨漏りがヒドくなりますぞ!」「よいではないか。ちょうど雨漏りするところに雨樋を設けて部屋に引き込めば、雨天でも天然の流しそうめんができようぞ!」「そうめんは夏食べきったし!今は肌寒くて食べたくないし!」「じゃあジイが直しといてね♪」のん気か。(HN)

2018年9月29日土曜日

9月28日(金)

今日は朝から晴天。ここ数日雨が多が多かったので久しぶりの青空に朝の巡視も足取り軽やか。今日は花の苑地の第一・第二駐車場の機械除草をしています。太井の園路沿いも除草中です。朝夕の気温もぐっと下がり、草の伸びる速度も緩やかになったかと思いきや、雨をたっぷり吸った後の雑草たちの威勢のいいこと。でも季節は秋。今まではカラムシが威勢よく繁茂していましたが、木陰ではシダの葉っぱがそこここで成長しているのを見つけました。イチョウの木の下では銀杏も落ちていました。酷暑と言われた今年の夏もあっけなく終わり、確実に実りの秋に向かっていることを実感します(HM)

2018年9月27日木曜日

9月27日(木)

9月の始めにパークセンターにやってきた和ガイコ。去年も育てた「小石丸」と初めて会う「天龍青白」という品種です。6月から7月にかけて品種改良されたカイコを育てましたが、今回の和ガイコ達は桑を食べる量も少なく、来てから3週間たってもまだまだ小さくて糸を吐く様子もありません。養蚕が大きな収入源だった昔は品種改良して育てやすいカイコが望まれていたことは容易に想像がつきます。「小石丸」は小さなくびれた繭、「天龍青白」は黄緑色の繭を作るそう。見れる日を楽しみに、今日もせっせと桑をあげています。(ma)

2018年9月26日水曜日

9月26日(水)

今日も朝から雨が降り続きますね。午後からは雨の量も増えてきました。台風も新しく発生し、日本に来るかもしれないとのことですね。雨が多いおかげか園内ではキノコの仲間が目立つようになりました。公園では、毎年梅雨時期にキノコの会の方々が来園し調査しており、現在までに数百種のキノコが見つかっております。中にも猛毒のキノコもありますので、公園で採取して食べたりはしないようにお願いします。ぜひその場で観察してみてくださいね。(KS)

2018年9月25日火曜日

9月25日(火)


今日はお昼から大雨となりました。今月はまったく良く雨が降りますね・・。太陽の日差しが恋しいです。昨夜も雲がかかり中秋の名月はあまりよく見えませんでした。公園の近く、串川地区では昔からの風習で「お月見くださいな~」と子供たちが各家庭を回ります。お供え物を下げさせてくださいという意味合いです。我が家の子供たちも小さいころはリュックにたくさんのお菓子・お芋・栗などを頂いて大喜びしていました。子供の数もだんだんと減って寂しくなってきていますがいつまでも伝えていきたい風習です。(RN)

2018年9月24日月曜日

9月24日(月)

雲が多いながら、まあまあの行楽日和でしょうか。夜には雨の予報も出てるので、今夜のお月見はもしかしたらムリ?でも秋といえば実りの秋。田んぼのお米、野山のアケビや栗などなど…先日、ムササビが食べたかと思われるクリの食痕を見ました。黄緑色のイガが半分残っていましたがどうやって食べたのでしょう?想像するに鼻先、口元まさか血だらけ?現場を見てみたいものです。園内にはクリの他、ドングリやカシの実も落ちています。展示もダンゴムシからドングリへ近々バトンタッチします! (y)

9月23日(日)

お彼岸の3連休はお天気に恵まれ公園にもたくさんのお客様が見えています。夏の猛暑や9月の長雨の影響もなく今年も彼岸花が園内のいたるところに咲いています。毎年必ずお彼岸に花を咲かせるなんてすごいな~と感心します。体内時計がきちんとしているのでしょうか・・。昔は害獣除けに田んぼや畑の畝に植えたようですが最近は園芸種も出て花壇や公園にも植栽される花になっています。好き嫌いがある花かも知れませんが私はきれいだと思います。(RN)

2018年9月22日土曜日

9月22日(土)

20日に彼岸の入りになり今日から三連休でお墓参りの方も多いのではないでしょうか?私も早々に父のお墓参りをし、母のおはぎをたらふく食べ、お彼岸は完了です。お墓参りと言えば「お線香」。いろいろ種類はありますが、杉で出来てるそうで調べてみたところ...杉の葉を乾燥させ細かく粉末にし、お湯だけで煉るんだそうです。杉に含まれるヤニが糊の代わりになり固めて棒状にし乾燥させた物が「杉線香」だそうです。あのモクモク出る煙はヤニなんですね!この公園にも杉があるのでお線香をいつか作ってみたいものです。ただ熟練の技がいるのでしょうが(^_^;)(kk)

2018年9月21日金曜日

9月21日(金)

公園の畑では、津久井在来大豆の実がようやく膨らんできました。種蒔きから、はとぽっぽ、黄金虫などを撃退しつつ2ヶ月が過ぎようとしています。あとはシカさんから守ればいいだけなはず!そうすれば、不作だった去年の倍は収穫できる予定です。津久井在来大豆は粒が大きく甘味がある大豆です。きな粉にして食べると絶品!ケモノに食べさせてなるものですか!(HN)

2018年9月20日木曜日

9月20日(木)


少し涼しくなって過ごしやすい日となりましたが急激な気温の変化で風邪などひかないよう体調管理に気を付けて下さい。公園でもトンボが飛び交う秋を感じさせる季節となりました、四季の広場の柿の実も少し色づき収穫の時期を待っています。皆様のご来園をお待ちしております。(SK

9月19日(水)

朝は曇っていたけどお昼前から良いお天気になりました。今日は城山に登っている方が多かったです。秋晴れの天気で気持ち良く歩けたんじゃないでしょうか。
今朝は巡視でカラスウリ、カラスノゴマとカラスが付く植物を見てきました。ちょっと興味を持ったので調べてみました。カラスと付く植物は大きさで中くらいを意味するものが多く、その他は羽の色、カラスが食べるものを意味しているようです。一方、スズメと付くものは小さいことを意味しているようです。他にも、ヒヨドリ、ホトトギス、サギなどなど…鳥を使った名前の植物ってたくさんあるんですよ!なかなか覚えられないけど面白いですよね。(s)

2018年9月18日火曜日

9月18日(火)

朝夕涼しくなりずいぶん過ごしやすくなってきましたね。今日はパークセンターで防災訓練がありました。研修棟で出火したとの想定で、消防署の指導の下、水消火器を使って実際に消火の訓練をしました。その後は起震車で震度7までの地震の体験をしたり、心臓マッサージやAEDの使い方もスタッフ一人ひとり体験することが出来ました。たまたま公園を訪れていた一般の方にも参加していただき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。災害にはあいたくないですが、いざというときの備えは大切ですよね。身近に機会があれば、皆様もぜひ訓練に参加してみてくださいね。(HM)

2018年9月17日月曜日

9月17日(月)

今日はとても良い陽気になりました。公園の駐車場もずっと満車で多くのお客様が公園に訪れました。気温も上がったおかげか、園内を歩くとジャコウアゲハやカラスアゲハ、キアゲハなどがこの時期の代名詞であるヒガンバナに飛来して蜜を吸っていました。根小屋地区や花の苑地では多くのヒガンバナを見ることができます。このヒガンバナ、根に毒があることで有名ですが、一部の地域では食用にしたこともあったとか。ヒガンバナを見ると秋の季節を感じますね。(KS)

2018年9月16日日曜日

9月16日(日)

朝からミンミンゼミ、アブラゼミの声が響き、草むらではカネタタキやコオロギの声。夏と秋が同居している公園です。この時期目立ち始めるのが空間に張られたジョロウグモの巣。真ん中に陣取るは♀の女郎。すぐ近くにぐっと小さな女郎の姿、驚くことなかれこちらが♂。何とか交尾に至ろうと慎重に距離を詰めます。というのもヘタすれば近寄った瞬間、♀に食べられてしまいます。子孫を残すため♀は貪欲になる…カマキリしかり自然界の掟は厳しい~今朝、♀のそばで哀れ亡骸になった♂を見ながら、コガネグモの季節到来です。(y)

2018年9月15日土曜日

9月15日(土)

またパークセンターにカイコがやってきました。今回は日本在来種のカイコ2種。奈良時代より飼育されていた「小石丸」と繭の色が緑色の「天龍青白」20匹ほど。1つの繭から取れる糸は普通のカイコの繭の半分以下で多くて400~500m前後だそう。病気に弱く飼育が難しいとされています。品種改良された普通のカイコに比べると、動きも鈍くエサの食べ方もばらつきがあって成長にも個性がある感じ。スズメガの幼虫のようにお尻からシッポがピンと出ているのがなんとも可愛らしいのです!ご興味がある方は展示室に見に来て下さいね(yk)

2018年9月14日金曜日

9月14日(金)

本日、市内の小学校から依頼を受けて出張授業に行ってきました。公園のことというか、公園になっている「城山」の歴史と自然について知ってもらうというのが目的です。6年生というナマイキざかりのためあまり話聞いてくれないかなと思いきや、みんな熱心に城山について学んでくれていました。このような子どものなかから、将来この城山の歴史、自然の保全と活用を担う公園スタッフの卵が現れてくれることを、切に願っています。ジモト愛というのは、格別なのです。(HN)

2018年9月13日木曜日

9月13日(木)

先日高尾山を歩いていて、道ばたにヒガンバナの茎がのびているのを見かけました。あ、もう9月も半ばにさしかかっているんだな、とその時あらためて感じました。毎年、何も無かった所からヒガンバナが急に伸びてくるのを見つけ、(もうすぐお彼岸だぁ)と季節が移り変わっていることに気づきます。城山でもあちこちでヒガンバナが咲き始めています。根っこに毒があるので、モグラやネズミ避けに田んぼやお墓に植えられた、という説もあるそうですが、土手や畦道に咲きそろった赤い花はとても美しいものです。紅葉の前のひとときのお花見を楽しみにいらして下さい。(ma)

2018年9月12日水曜日

9月12日(水)

一気に秋らしくなり、草むらから虫の声が聞こえてくるようになりました。夏の虫から秋の虫...。我が家の話ですが先日の大型台風21号の時、台風対策でベランダの鉢植えを非難させようとしたらカナブンが勢いよく部屋に乱入!夜に電気を点けるとブンブン飛び回り3日間同居してました(涙)。昨日は洗濯機の脱水のキリキリキリ...の音に釣られたのか?洗濯機の近くに赤ちゃんコオロギがいて一吠えしました。これも夏から秋。我が家の季節の変わり目(苦笑)(kk)

2018年9月11日火曜日

9月11日(火)

今週はぐっと涼しくなりました。やっと猛暑とはおさらばでしょうか。うれしいような寂しいような。根小屋の入口と水の苑地では酔芙蓉の花が咲き始めました。朝咲き始めは真っ白、だんだんピンクになり夕方には濃いピンクとなります。それが酔ったように見えるのでこのような名前がついたそうです。とってもきれいな花なのですが強健ですのですぐに大きくなってしまいます。植えて4~5年なのですが高さも幅も2メートルは裕に超えています。冬場にバッサリ切り、あとは咲くまでそのままにしていますので来年は芽が出てきたら少し剪定が必要なのかなと思います。今年は巨大化した酔芙蓉をお楽しみ下さい!(RN)

2018年9月10日月曜日

9月10日(月)


9月に入り少し過ごしやくなって公園には朝から散歩など楽しまれる方が多く見られます、昨日のイベント「風雲!つくい城」も無事に終わり、その後片付けなどに追われています。このところ台風や地震など自然災害での暗いニュースが続き改めて自然災害の恐ろしさを痛感しております。さて私事ですが昨日まで北京の明・清代の世界遺産巡りを楽しんできました、北京市はオリンピック後も人口増や市域拡大など経済発展が進んでいますが、ホテルや空港のトイレ状況や交通ルールを守らない車や自転車・歩行者などを見ると日本の方が住みやすいと感じて帰ってきました。(SK

2018年9月9日日曜日

9月9日(日)

涼しい朝でしたが、日差し復活!一気に気温35℃に上昇・・今日は野外戦国ミニゲーム特集の「風雲!津久井城」が開催されました。オリエンテーリング形式の戦国ゲームで7ヶ所(城攻め砦・城づくり・抜刀・じゃんけん・石つぶて・くさり鎌・千里眼)の敵・味方からキーワードを入手し、本陣(軍議の間)でキーワードを並べ替え敵の正体をあばき、ご褒美に伝説の鎧を授けられました。抜刀ではスポンジの刀で敵の腰についた紙風船をつぶす様子は皆真剣!双眼鏡で遠くに書いてある文字を読む様子もまたまた真剣!さてさて今年の敵は誰だったのでしょうか?(a)

2018年9月8日土曜日

9月8日(土)

昨日の日記からも漂う楽しそうなイベント「風雲!つくい城」。園内をオリエンテーリング方式にミニゲームしながらキーワードをゲットしていきます。「殿のお言葉はおぬしらに渡す攻略絵図に書いてある。敵の正体をあばいてまいれ~!勇者には褒美をとらす!」わたくしもは本陣にて殿のお言葉を伝える側近をさせていただきます。みなさま一緒に楽しみましょう!ご来園こころよりお待ちしております(^o^)(yk)

2018年9月7日金曜日

9月7日(金)

明後日のイベント「風雲!つくい城」、準備を粛々と進めています。感状の手配、作務衣のフィッティング、石飛礫の天日干しなど。ふっふっふ、なんのこっちゃワカルマイ!それは、来てみればわかります。9日13時から15時の間が受付時間で、対象は小学生ですが、誰でも参加可。1時間くらいの間にななつのミッションをクリアせねば!敵に攻められたつくい城の運命は?そう、キミにかかっているのです!乞うご期待!(HN)

9月6日(木)

激しい台風が過ぎ去っていきました。公園では大きな被害はなく、事なきを得ました。今年は台風が多く飛来し、公園の職員は毎回、戦々恐々としております。台風が来るたびに季節が一気に移り変わる様で夏の気配が日に日に薄れ、秋の模様に切り替わっております。この時期、多くある種類のトンボを見かけます。赤みのあるトンボなので赤とんぼと通称で呼ばれることが多いですが、この時期に草っぱらにたくさん飛んでいるのはウスバキトンボだと思われます。このトンボは水辺から離れて飛ぶことがおおいので、とても眼にする機会が多く、また世界中に生息して居るトンボです。もし海外で見かけたときは日本でも出会えるなぁと思いをはせてみたいですね。(KS)

2018年9月5日水曜日

9月5日(水)

今日は台風一過。また夏の暑さがよみがえってきたようです。それでも朝晩はだいぶ涼しくなり、セミの鳴き声から、コオロギなど秋の虫の鳴き声に変わってきました。台風に耐えたグリーンカーテンも葉がだいぶ黄色くなりそろそろ終わりの気配です。今日は昨日いただいた栗をどうやって食べようかな~と考えていました。やっぱり栗ごはんでしょうか・・。皮を剥くのが面倒ですが、がんばって頂きたいと思います!これから美味しいものが採れるのでうれしいですね。(RN)

2018年9月4日火曜日

9月4日(火)

今日を含めて3回シリーズで、神奈川新聞に津久井城の記事が掲載されました。また、市役所では昨年度に引き続きクリスマスにパシフィコ横浜で開かれる「お城EXPO」への出展を検討する会議がもよおされています。春から販売している『津久井城ものがたり』は、約100部をお買い上げいただきました。年々、少しずつ津久井城への関心が高まっているようにも思えます。当園としては、嬉しい限りですが、まだまだPRしていきますよ!(HN)

2018年9月3日月曜日

9月3日(月)

台風21号が強い勢力を保ったままで日本列島に近づいています、明日から明後日にかけて関東地方に一番近づくと報道されていますが無事に通り過ぎてくれることを願うばかりです。津久井湖も前回の台風で土色に濁って流木などゴミが湖面に浮き隣接する当公園としては早く綺麗になって欲しいと願うばかりです。私事ですが6日から中国旅行で万里の長城や故宮博物院など見学予定で飛行機を心配していましたが、今のところ6日は晴れそうなので一安心で楽しみです。(SK)

2018年9月2日日曜日

9月2日(日)

今日は朝から雨が降っていて涼しい日となりました。半袖ではちょっと寒いような感じでした。時おり激しい雨も降っていましたが、お昼過ぎには小ぶりになりました。午前中はほとんど人の姿はなく日曜日とは思えないほどひっそりとしている公園でした。午後になって散歩に出てくる方もちらほらと見られました。明日はまた晴れ間が戻ってくるみたいですが明後日は台風の影響で雨のようですね…。台風の被害が何もなく通り過ぎていきますように。(s)

2018年9月1日土曜日

9月1日(土)

今日から9月。曇なのになんだかとてもムシムシしています。酷暑も一段落したようですが、また台風が来るからなのでしょうか。太井園路から桜の小道まで風を切りながら電動自転車を走らせました。階段わきに自転車を止めユキヤナギの様子を見ると、階段の右側半分はつる取りと周辺の除草が終わってすっきり。風にそよぐ可憐な姿が素敵です。でも左半分はすっかりツルに覆われ身動きとれず暑苦しそうでした。もうじきそのまきついたつるを取ってあげるから、もう少し我慢しててねと語りかけました(HM)