2014年12月15日月曜日

12月15日(月)

 城山の頂上の少し南側に、大きなモミの木が生えています。夏は周りの樹々にうもれてあまり目立ちませんが、紅葉の季節には赤や黄色の葉にまじって緑がひときわ鮮やかに映え、周りの木が葉を落としたこの頃は、ランドマークのように遠くからでもその存在を目にすることができます。
 時々オオタカがその枝にとまって周りに目を光らせている姿が見えます。先日イベントの下見の折に、そのモミの木のそばに行く機会を得ました。見上げた木は空に抜けるように高く、オオタカのように高い枝から下界を見おろしたらどんな気持ちだろう、と思いました。樹齢は何年位かわかりませんが、城山やその周りに暮らす人々のことを、この木は長い間見守ってくれていたのでしょうか。(ma)