2014年12月25日木曜日

12月24日(水)

秋のころは見向きもされなかったトイレ棟裏の渋柿。最近になって、時々ついばみに来る鳥の姿が見られるようになりました。山の木の実が少なくなるこの頃、渋柿も熟して甘くなり始めるのだそうです。鳥は、そのタイミングをよく知っているのですね。この公園にはいませんが、ある所のお猿さんなどは、まだ固い渋柿を少しかじって下に落とし、唾液で熟成をうながして、甘くなったころにまた食べに来るのだそうです。たわわに実る渋柿を、どうにかして甘くして食べたい、と願うのは、人も鳥もケモノも同じなのですね。(ma)