なにやら武者めいた空模様…いや影武者めいた曇空の記念日でした。あらためて「津久井城」とは?の問いに皆様それぞれ答えは出たでしょうか。講師の西股氏いわく「城」とは戦闘マシ-ン、軍事施設であるとのこと。一言で「城」といってもその形は様々、その土地の地形や人数規模等で短時間で作り上げられるものだとか。「山城」につきものの堀切やヤグラ台がほとんどない事、竪堀の長さが長い事、が津久井城の特徴だそうです。敵を防ぐ構造が優先されていたのですネ。功雲寺で眠る城主・内藤氏の思惑通りに完成したのかも聞いてみたい所です。さらに市の文化財保護課・河本氏の城坂曲輪群の発掘調査報告も交え、石組み水路の発掘等、津久井城の謎解きも今後に期待!です。(y)