今年は梅雨らしい梅雨がなかったと思っていたらこの天候が続いています。
今日はお盆の入り。夕方、ご先祖や亡くなった方々が迷わずにあの世から自宅に戻れるようにと迎え火を焚いてあげ、きゅうりやなすに爪楊枝や割りばしを刺して馬や牛に見立てて飾ります。きゅうりの馬は足の速い馬に乗って少しでも早くこちらに来れるように、ナスの牛は景色を眺めてゆっくり戻れるように・・と願いが込められています。また、このお盆の頃に咲く花が「キツネノカミソリ(葉の形がカミソリに似ていることから、山の中でキツネが使うカミソリとの連想。また、花が咲く時期葉っぱがないのが奇妙で、キツネにつままれたようだとする説も・・)」、お彼岸の頃に咲く花は「彼岸花」同じ彼岸花科で姿も似ています。ご先祖様と因縁のある季節感豊かな花としても共通していますね。この赤く美しい「キツネノカミソリ」を園内散歩の際に観察してみて下さいね!(a)