最近公園をお散歩していると、あちこちで白い蝶のようなきれいな虫が乱舞しているのを見かけます。特定の木の周りをヒラヒラ、何十匹いるのか、何百匹いるのか?これはミズキの木に群がる「キアシドクガ」です。誰がこんな不名誉な名前をつけたのか、ドクガ科の昆虫ではありますが、幼虫にも成虫にも毒はありません。昼間よく飛ぶので、多くの人は蝶々と思って見ているかも知れません。今日寄せられたどこでも俳句にも「白い蝶が舞う」と詠んだものがありましたが、これも「キアシドクガ」のことかも。蛾でも蝶でも、この白い乱舞は今の季節だけの幻想的な光景です。(ma)