園内の四季の広場、子どもたちが賑やかに遊ぶ遊具に囲まれたところに一本のカリンの木が植わっています。毎年今頃になると大きな緑色の実をたわわにつけて皆の目をひく存在となります。うちにもカリンの木があり、毎年ジュースや花梨酒を漬けていますが、ある時漬けた瓶を、何年も忘れてしまったことがありました。去年久しぶりにそれを見つけ、日付を見ると何と20年も前の花梨酒!。恐る恐るふたを開けて少し飲んでみるとその美味しいこと。カリンの香りがまろやかに熟成されて、まさに20年の時のマジックを味わったのでした。(ma)