パークセンターで育てていたカイコ、スタッフが採ってきた桑の葉をバリバリ食べ、昨日めでたく全員が繭になりました。最後の2~3日は食べる量もすごく、朝たっぷりあげた葉っぱが昼前には食べつくされて、たしてもたしても足りず、夕方も帰る間際にこんもりと山盛りにして帰りますが、朝来た時には茎だけになった飼育箱のなかで何十匹ものカイコがヒマそうにモゾモゾしていました。桑とりもたいへんで、両手にいっぱい枝をかかえてきても、あっという間に無くなってしまいます。その昔、養蚕を生業にしていた農家の苦労を垣間見るようでした。でもこの忙しいカイコのお世話も繭になってしまったらもうおしまい。ホッとするような寂しいような・・。8月には昔からの品種の和ガイコがまたやってきます。興味のある方はそのころにまた見にいらして下さい。(ma)