今日は梅雨の晴れ間となりました。予報では晴でしたが、どんよりの曇り空…。たまたま二十四節季七十二候をみたところ、昨日から「梅子黄(うめのみきなり)」という季節との事です。意味は梅の実が黄色く熟すころ。七十二候、もとは中国からはいってきた暦を日本風にアレンジしたものだそうです。先週、城山観光協会さんからの依頼で城山湖周辺をガイドした際にも梅が丁度熟し始めていました。梅干しや梅ジュースで身近な梅ですがまだ青い生の梅は毒があると言われていますね。この毒、正体は青酸配糖体というものです。でも安心してください。生の梅も果肉部分は成人で300個、こどもで100個ほど食べないと深刻な影響は出ないと言われています。ただ種の部分には果肉の10倍以上この青酸配糖体が含まれていますので、やはり生で食べるのはやめた方が良いでしょう。もちろん、熟したり加工することによってこの物質は分解されますので、梅ジュースや梅干しは大丈夫ですよ。(KS)